予防接種について

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生後2ヶ月になったら予防接種を始めましょう

予防接種について

6ヶ月未満までに接種をした方がいいワクチンがたくさん有ります。
接種スケジュールについて一緒に考えましょう。
詳しくは、下記の日本小児科学会が推奨する接種スケジュールはこちらをご覧下さい。

予防接種スケジュール

予防接種日についてのお知らせ

火曜日(14:00~15:00)は予防接種や健診のみの方の時間です。
患者様のご都合に合わせて、毎日9:00~と15:00~予防接種のみの方の時間を設けております。
お電話頂ければ予約も可能です。
詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。

定期接種

Hibワクチン

細菌性髄膜炎は小児では最も重篤な感染症として知られています。発症年齢は1~2歳児が最も多く4歳までの子どもが大部分をしめています。
5歳未満では年間500~600人ほどの子どもがこの病気に罹患し死亡したり、大きな後遺症を残したりしている重篤な疾患です。このインフルエンザ菌b型による髄膜炎や喉頭蓋炎を予防するのがHibワクチンです。
二ヶ月になったらなるべく早く接種しましょう。

MRワクチン

MRワクチンとは、はしかと風疹の予防接種です。
1歳の時に1回目を接種し、次は年長さんの時の(4月から小学校に入る前の3月まで)となります。
岐阜市の場合は、その期間を過ぎてしまうと、自費での接種となりますので、年長さんになられたら、早めの接種をオススメします。
風疹にかかると、風疹症候群の障害を持ったお子様が生まれる可能性があります。
大人の方で、抗体をもっていないかたは是非早めの接種をお考えください。

子宮頸がんは「予防できる」病気

子宮頸がんを予防するためには、定期的な子宮がん検診の受診が効果的です。
正しい知識をもっていれば、自分で予防できる子宮頸がん。大切なあなたのからだを守るために、検診のこと、予防ワクチンのこと、この機会に知ってみてはいかがでしょうか?

■子宮頸がんワクチン(ヒトパヒローマウイルス)

子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンです。感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。

●対象年齢

10歳以上の女児~45歳までは接種可能で、最も推奨されるのが11~14歳の女児です。
*半年の間に3回の接種が必要です

水疱(水ぼうそう)ワクチン

2014年秋より、水痘(水ぼうそう)ワクチンは定期接種になりました。
水痘は感染力が強く、年間約100万人が発病しています。ときに重症化することもあるため、1歳を迎えたら1回接種しましょう。2回目の接種は1回目から3ヶ月以上あけて、接種が可能です。標準的な接種間隔は、6カ月~1年です。

肺炎球菌ワクチン

菌性髄膜炎などの命にかかわる重篤な感染症を予防するこども用のワクチンです。

予防できる病

肺炎球菌による髄膜炎や禁血症、禁血症を伴う肺炎など

接種する時期

生後2ヶ月以上から9歳以下まで接種できます。肺炎球菌による髄膜炎は約半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢と共に少なくなりますが、5歳くらいまでは危険年齢です(5歳過ぎての発症もあります)。



B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスによる感染症を予防します。
B型肝炎ワクチンは世界初の「がんを予防するワクチン」です。
現在、B型肝炎ワクチンは日本では任意接種ですが、1992年にWHOはすべての出生児にB型肝炎ワクチンを接種することを推奨しました。
その結果、2009年までに世界177ヶ国で、生後0ヶ月から、または、生後2ヶ月から、さらに国によっては思春期の小児に対しても、定期予防接種として接種されています。

ロタウイルスワクチン

小さな赤ちゃんをロタウイルスから守るために、WHO(世界保健機関)などではワクチンの接種を推奨しております。
生後14週6日までのお子さんが対象となります。
ご家族の方など、ご質問等ございましたらお早めにご相談ください。

任意予防接種

ムンプスワクチン

ムンプスワクチンとは、おたふくかぜの予防接種の事です。
「流行性耳下腺炎」または「ムンプス」とも呼ばれます。潜伏期間は約2~3週間前後で、発症6日前くらいから、ウィルス排出があるので、自分でも気付かないうちに、周囲に感染を広げている事があります。
症状は、1週間程度続く耳下腺の腫脹(とそれに伴う高熱)ですが、「やられる」のは耳下腺ばかりではありません。ムンプスウィルスは全身のいろいろな所、特に神経組織や内分泌系腺組織に広がります。これにより様々な合併症(髄膜炎・脳炎,難聴,膵炎,精巣炎・卵巣炎 等)を起こしてきます。