小児科について

おこさまの小さな変化に目を向け
心と体のすこやかな成長を
見守ります
小児科では、主に0歳から15歳ごろまでのおこさまの体調や成長をみています。発熱や咳、腹痛などの身近な症状はもちろん、発達のこと、健診、予防接種などもご相談いただけます。成長の途中にあるおこさまは、大人とは症状の出方や変化のしかたが違うことがあります。「いつもと少し違うな」「なんとなく気になるな」というときも、どうぞお気軽にお話しください。日々の様子も伺いながら、おこさまに合った診療を一緒に考えていきます。

このような症状、お悩みは
ご相談ください
- 熱が出た
- 下痢が続いている
- 咳がひどい
- 食欲がない
- 鼻水・鼻づまりがある
- 発疹が出た
- のどが痛い
- おねしょがある
- おなかが痛い
- アレルギーが心配
- 便が出にくい
- 発達のことで気になることがある
など
おこさまによく見られる症状
風邪症状
鼻水や鼻づまり、咳、痰、のどの痛み、発熱などがみられます。はじめは軽い鼻水やくしゃみだけでも、数日かけて咳が出たり、のどの痛みが強くなったりすることもあります。多くは少しずつ落ち着いていきますが、生後3ヵ月未満で38度以上の熱があるときや、水分がとれない、ぐったりしている、呼吸が苦しそうなときは、早めに診てもらいましょう。
小児喘息
咳が長く続く、ゼーゼー・ヒューヒューという音がする、息苦しそうにしているときは、小児喘息のことがあります。夜中や明け方、走った後、季節の変わり目に症状が出やすいおこさまもいます。「咳が長いな」「呼吸の音が気になるな」と思ったら、一度お話しください。
腹痛
子どもの腹痛は、おなかの風邪や便秘などで起こることが多いです。少し休むと落ち着くこともありますが、痛みの場所や強さ、食欲や元気があるかどうかも大事な手がかりになります。強く痛がる、ぐったりしている、嘔吐や発熱がある、血便が出るときは、早めに診てもらいましょう。
下痢・便秘
下痢のときは、水分がとれているか、おしっこが出ているかをみてあげましょう。便秘は、回数だけでなく、硬い便が続く、排便のときに痛がる、便を我慢する様子がある場合も相談の目安になります。「便秘かな」「下痢が長いな」と思ったら、どうぞ気軽にお話しください。
食欲がない
風邪をひいているときや暑い日が続くとき、疲れているときなどは、一時的に食欲が落ちることがあります。水分がとれていて、機嫌も大きく変わらない場合は、無理に食べさせず少し様子をみてもよいことがあります。ぐったりしている、水分もとれない、いつもと様子が違うときは早めに受診しましょう。
あせも・湿疹
子どもの肌は大人よりもデリケートで、汗や乾燥、衣類のこすれ、よだれなどで肌トラブルが起こりやすいです。汗をこまめに拭く、シャワーで流す、保湿するなどで落ち着くこともあります。赤みやかゆみが強い、なかなか治らないときは、皮膚の状態をみながらケアを考えていきます。
水いぼ・とびひ
小さく光沢のあるぶつぶつができる皮膚の感染症です。自然に落ち着くこともありますが、かきむしると広がることがあります。とびひは、水ぶくれやただれが広がる病気で、周りの人にうつることもあります。ジュクジュクしている、広がっている、痛みやかゆみが強いときは、早めに診てもらいましょう。
夜尿症(おねしょ)
夜尿症(おねしょ)は成長の途中でみられることがありますが、5歳を過ぎても月に1回以上続く場合は、夜尿症として治療を考えることがあります。夜のおしっこの量や膀胱の大きさ、睡眠のリズムなどが関係しているといわれています。叱ったり焦ったりせず、おこさまのペースをみながら、少しずつ一緒に考えていきましょう。
当院の小児科
体調の変化から成長のことまで
おこさまの毎日を一緒に考えます
小児科は、子どもの体と心を幅広く診る診療科です。発熱や咳、腹痛などの身近な症状はもちろん、発育や発達、育児の中で気になっていることもご相談いただけます。診察では、おこさまの表情や体の状態、ご家族のお話を伺いながら、「今どんな状態なのかな」「このまま様子を見ていていいのかな」という不安が少しでも和らぐように、できるだけわかりやすくお話ししています。気になることがありましたら、どうぞお気軽にお話しください。おこさまに合った診療を一緒に考えていきます。
これからの成長を見守るために
健診でおこさまの様子をみていきます
当院では、1ヵ月健診、4ヵ月健診、1歳6ヵ月健診、5歳児健診をはじめ、各種予防接種にも対応しています。おこさまの成長には一人ひとり違いがあり、日々の生活の中では気づきにくい変化がみられることもあります。健診では、体の発育だけでなく、心や発達の様子、ご家庭での様子なども伺いながら、おこさまの成長を一緒にみていきます。特に5歳児健診は、小学校入学前の発達や生活の様子を知る大事な機会です。気になることがありましたら、健診のときにもお気軽にお話しください。
学校健診や血液検査の結果も
どうぞ気軽にご相談ください
岐阜市では、希望される小学5年生のおこさまに対して、コレステロール値や中性脂肪、尿酸値などを調べる血液検査が行われています。検査で数値を指摘され、「このまま様子を見ていていいのかな」と不安になる保護者の方も少なくありません。夏休み明けなど、結果を受けてご相談に来られるおこさまもいらっしゃいます。気になる結果があったときは、生活の様子も伺いながら、これからどうしていくとよいかを一緒に考えていきます。
子どもの感染症について

感染症からおこさまを守るために
予防接種を計画的に
進めていきましょう
子どもは成長の途中にあり、さまざまな感染症にかかることがあります。日頃の睡眠や食事のリズム、手洗いなども大事ですが、予防接種を計画的に受けることで、感染症にかかるリスクや重症化のリスクを抑えることにつながります。当院では、おこさまの年齢やこれまでの接種状況を確認しながら、各種予防接種をご案内しています。接種の時期や進め方で迷うことがありましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。

このような症状、お悩みは
ご相談ください
- 発熱が続いている
- 唇の色が紫色に見える
- 38度以上の熱がある
- 顔色が悪い
- ぐったりして元気がない
- 嘔吐を繰り返している
- 水分がとれない
- 下痢が続いている
- 尿が6~8時間以上出ていない
- 発疹が全身に広がっている
- 息が苦しそう
- 咳やのどの痛みが長引いている
など
代表的な感染症
風邪症候群
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱など、主に鼻やのどの症状がみられる病気の総称です。原因の多くはウイルスで、数日から1週間ほどで少しずつ落ち着いていきます。ただし、乳幼児では気管支炎や肺炎に進むこともあります。熱が続く、咳が強い、水分がとりにくいときは、早めに状態をみてもらいましょう。
インフルエンザ
38度以上の急な発熱、頭痛、体のだるさ、咳、鼻水などがみられる感染症です。一般的な風邪に比べて全身の症状が強く出ることがあり、高い熱が数日続くこともあります。発症後の経過によっては、抗ウイルス薬による治療を考える場合があります。予防や重症化を防ぐためには、流行前のワクチン接種も大事です。
RSウイルス感染症
発熱、鼻水、咳など、風邪のような症状から始まることが多い呼吸器感染症です。多くは軽症で経過しますが、月齢の低い赤ちゃんでは咳が強くなり、ゼーゼーする呼吸や息苦しさがみられることがあります。特に生後6ヵ月未満のおこさまは、細気管支炎や肺炎に進むこともあるため、様子の変化に気をつけてみてあげましょう。
ヒトメタニューモウイルス感染症
気管支炎や肺炎などを起こすことがある呼吸器感染症です。1歳から3歳ごろのおこさまに多くみられ、春から初夏にかけて流行することがあります。発熱、咳、鼻水のほか、ゼーゼーする呼吸がみられることもあります。咳が長く続く、熱が数日続くときは、経過をみながら必要な対応を考えていきます。
溶連菌感染症
主にのどに感染する細菌性の病気です。高い熱や強いのどの痛みがみられ、舌が赤くブツブツしたように見えることもあります。抗菌薬による治療で症状が早く落ち着くこともありますが、合併症を防ぐためには、処方された薬を決められた期間きちんと飲み切ることが大事です。
ノロウイルス・ロタウイルス
嘔吐や下痢を起こすことが多い感染症です。ノロウイルスは冬に流行しやすく、急な嘔吐や下痢、発熱などがみられます。ロタウイルスは乳幼児に多く、白っぽい下痢や激しい嘔吐がみられることがあります。小さなおこさまでは脱水を起こしやすいため、水分がとれているか、おしっこが出ているかをみてあげましょう。
手足口病
夏ごろに子どもの間で流行しやすい感染症です。口の中や手のひら、足の裏などに、小さな水ぶくれを伴う発疹がみられます。多くは数日で自然に回復していきますが、口の中が痛くて食事や水分がとりにくくなることがあります。高熱や嘔吐、ぐったりしている様子があるときは、早めに受診しましょう。
咽頭結膜熱
発熱、のどの痛み、目の充血などがみられる感染症です。夏に流行しやすく、プール熱と呼ばれることもあります。高い熱が数日続くことがあり、のどの痛みで食事や水分がとりにくくなるおこさまもいます。水分がとれているか、ぐったりしていないかをみてあげましょう。
ヘルパンギーナ
夏に子どもの間で流行しやすい感染症です。急な発熱と、のどの奥にできる小さな水ぶくれや痛みが特徴です。のどが痛くて食べたり飲んだりしにくくなることがありますので、まずは水分がとれているかをみてあげましょう。高い熱が続く、ぐったりしている、尿が少ないときは早めに受診しましょう。
おたふく風邪
正式には流行性耳下腺炎と呼ばれる感染症です。耳の下にある耳下腺が腫れ、発熱や痛みがみられることがあります。特別な治療薬はなく、熱や痛みなどの症状をやわらげながら経過をみていきます。周囲に感染することがあるため、腫れがみられる間は登園・登校を控える必要があります。予防にはワクチン接種が有効とされています。
水疱瘡(みずぼうそう)
発熱とともに、かゆみのある赤い発疹や水ぶくれが全身に出る感染症です。発疹は数日かけて増え、かさぶたになっていきます。周りにうつりやすい病気のため、登園・登校の再開時期は医師の指示に従いましょう。かゆみが強い、発疹が広がっている、元気がないときはご相談ください。
百日咳
はじめは軽い咳や鼻水など、風邪に似た症状から始まる感染症です。次第に咳がひどくなり、連続して激しく咳き込んだ後に「ヒュー」という音を立てて息を吸う特徴的な咳がみられることがあります。咳の期間が長く続くのも特徴で、特に生後6ヵ月未満の赤ちゃんでは呼吸が苦しくなったり、無呼吸になったりすることもあるため注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎
発熱とともに、乾いた咳が徐々に強くなっていく感染症です。幼児から学童期のおこさまに多くみられ、咳は熱が下がった後もしばらく続くことがあります。多くは軽症で経過しますが、まれに咳がひどくなり、肺炎に進むこともあります。効果的な抗菌薬の種類が一般的な風邪の治療とは異なるため、咳や熱が長引くときは早めにご相談ください。
子どものアレルギーについて

アレルギーの変化に
気づけるように
小さな症状もみていきます
子どものアレルギーは、食べもの、皮膚、咳、鼻水、目のかゆみなど、いろいろな形で出てくることがあります。はじめは小さな湿疹や咳でも、成長とともに症状の出方が変わっていくこともあります。湿疹がなかなか治らない、咳が長引く、鼻水や目のかゆみが気になるなど、「少し気になるな」と思うことがありましたら、どうぞ気軽にお話しください。おこさまの様子をみながら、これからどうしていくとよいかを一緒に考えていきます。